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必見!消費税申告の前に知っておいて欲しいこと

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消費税を国に納めるとは

ある事業者が、税務署から突然こんな通知を受けました。

「消費税の課税事業者になりましたので、消費税を申告して納めてください。」

突然こんな通知が来たらびっくりしますよね。でも記載の通り、事業者は一定の要件を満たした場合には、消費税を申告して、納めなければならないのです。

消費者としては普段何気なく支払っている消費税ですので、その消費税がどのようにして国に納められているか知らない方も多いかと思います。消費税増税も近いですし、今回は起業した方には常について回る消費税の仕組みをお伝えしたいと思います。

消費税の申告が必要な事業者

事業者は一定の要件を満たした場合には、消費税を申告して、納めなければなりません。一定の要件とは基準期間(2年前)における課税売上高が1,000万円を超えることを指します。

消費税の仕組みとは

消費税とは、ものを買ったり、使ったり、サービスを受けたりする人が負担する税金のことで、平成27年12月31日時点での税率は8%となっております。

例えばAさんがコンビニで324円のジュースを買った場合には、300円はジュース代で24円は消費税となります。この24円の消費税はジュースを飲むAさんが支払うこととなります。

一方でコンビニ側からすると24円は税金を預かっていることになります。この24円こそがまさに今回のポイントとなる、国に申告して納めなければいけない消費税となるわけです。

ではコンビニはこの24円をすべて国に申告して納めなければいけないでしょうか?

実は違います。

コンビニはジュースを売るためには、どこかからジュースを仕入れなければいけません。仮にBさんから108円で仕入れたとしましょう。そうするとどうなるでしょうか?Aさんからみると108円でジュースを仕入れましたが、そのうち100円はジュース仕入代、8円はBさんに消費税を払っていることになります。

最初にも述べましたが、消費税はものを買ったり、使ったり、サービスを受ける人が負担する消費税ですので、その橋渡しをしているコンビニには消費税を負担する義務がありません。なので、払った消費税8円については考慮してあげなければいけません。

そこで、消費税の申告は以下の方法で計算できます。

24円(預かった消費税) - 8円(支払った消費税) = 16円(国に申告して納める消費税)

この16円を国に納めるというのが消費税の仕組みとなります。なので事業をしている人にとっては、この16円を税金の申告をする際に計算する必要があります。

消費税がかかる取引とは

事業者が事業をする際にどのような取引に消費税がかかるのかについてご説明します。一部の取引には法律で消費税がかからないようになっているため、注意が必要です。

消費税がかかる売上

  • 食品や家具、衣類などを仕入れて売る場合
  • 食品や家具、衣類などを製造して売る場合
  • マッサージや塾、美容院などでサービスを提供した場合
  • 建築屋が住宅・オフィスを売った場合
  • 和食屋やレストランが食事を提供した場合
  • 農作物を栽培して販売した場合

ここで挙げたように、一般的な事業を行えば消費税はかかるものと考えてください。

消費税がかからない売上

  • 土地を売った場合
  • 土地を貸した場合
  • 住宅を貸した場合の家賃
  • 利息を受け取った場合
  • 株などの有価証券を売った場合
  • 保険金を受け取った場合
  • 保険対象の医療報酬
  • 一定の介護報酬

土地、株の売買や住宅の貸付などは消費税がかからないため、不動産会社を経営される場合には注意が必要です。また、よく間違えるポイントとして住宅の貸付は消費税がかかりませんが、住宅の売買には消費税がかかります。駐車場の貸付も同様です。

まとめ

このように、消費税は預かった消費税から支払った消費税を引いて計算することとなります。消費税がかかるかどうかも取引によって異なってきます。起業して間もない頃は、決算の際、所得税や法人税以外に消費税の納税が突如必要となるかもしれません。日頃から、取引には十分注意しましょう。

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【免責事項及び注意点】
記載内容については個人的な意見、税制改正により正確性を欠く場合があります。また、一般的なお話で記載させていただいておりますが、個別要因及び認識や課税当局への主張の仕方により、税務リスクを負う可能性も十分考えられますので、実務上のご判断は、改めて専門家のアドバイスを受けてからの実行をお願いします。万一、当ブログの情報に基づき不利益を被った場合、一切の責任を負いませんので、予めご了承下さい。

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5件のコメント

  1. より:

    いつもブログ拝読させて頂いてます‼
    とてもわかりやすい内容で勉強になるので、ブログが更新されるのが毎回楽しみです‼
    これからもよろしくお願いしますo(^▽^)o

    • 11dax より:

      コメントありがとうございます。
      税務や会計は内容が少し難解ですが、なるべくどんな方にもわかりやすくお伝えできればと思っております。
      これからもどんどんと情報発信してまいります。
      何かご不明点がございましたらお気軽にコメントください。よろしくお願いいたします。

  2. taka より:

    5月より新聞販売店の創業を検討中です。
    現在の売り上げが1200万円程度のお店を引き継ぎ創業となります。
    自己資金500万円で2500万円程度の借り入れを予定していますが
    この場合でも2年間の消費税の納付は免除されるのでしょうか?

    • 11dax より:

      ご連絡ありがとうございます。遅くなってしまい申し訳ございません。
      引継ぎにより創業ということですが、個人事業主ということでよろしいでしょうか?
      また、他のからの事業譲渡による創業でしょうか?ご相続による引継ぎでしょうか?

      おそらくですが、個人事業主で他の方からの事業譲渡による創業のように感じますので、その場合は2年間の消費税免除の適用の可能性があります。
      税制改正により一部2年目は課税事業者となる場合がありますので、ご注意ください。
      http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6501.htm

    • Gerri より:

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