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納税の困ったときの解決策!相続税の延納制度を理解しよう!

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相続税の納付の期限はいつ

相続税の申告は相続があってから10ヶ月以内に行わなければいけません。では相続税を計算して申告だけ行えばよいでしょうか?それでは意味がありません。相続税を納付までしてようやくひと段落です。

では相続税の納付はいつまでに行わないといけないでしょうか?

相続税の納付期限⇒相続があってから10ヶ月以内

つまり申告する期限と同様なのです。なので、基本的には申告と同時に納付を行うことが多いと思いますし、それが一番忘れにくいと思います。

納付は税務署や銀行などで行えますので、納付書を作成していただき、銀行で納付すれば、相続税の申告が完了となります。基本的には現金で一度に全額を納付してもらいます。

遅れるとどうなるの?

万が一納付が遅れてしまった場合はどうなるのでしょうか?その場合には罰金として延滞税という税金がかかってしまいます。実はこの延滞税がとてもとても重い負担となってしまいますので、十分にご注意ください。

 

納付が遅れた月数 税率
2ヶ月遅れまで 7.3%か前年11/30の公定歩合 + 4%の低い方
それ以降 14.6%

 

銀行の利息が0.01%の時代にこの利率での罰金はとても重たいですね。相続税は金額が大きくなることも多いので、延滞税の金額が大きくなることもよくあります。申告の期限と納付する期限が同じ日であることに十分に注意して、手続きを進めてください。

相続税の延納制度とは

相続税は現金で一括して納めることが原則ですが、被相続人がもらった財産が土地のようにすぐに現金にならないものである場合などは、相続税が納められないこともあるかもしれません。このような場合も想定して、相続税では「延納」という制度があります。つまり相続税を分割して納めることができます。

延納できる場合とは

ではどんな場合でもこの「延納」により相続税が分割で納付できるかというとそういうわけではありません。次のような条件を満たしている必要があります。

納める相続税が10万円を超えていること

現金で一括して納付することが難しいこと

担保を出すこと(国債、地方債、社債、土地、建物、立木、税務署長が確実と認める保証人の保証)

延納申請書を出すこと

延納できる期間

基本的に延納できる期間は5年以内です。

しかし、引き継いだ財産のうち不動産の割合が高い場合には最長で20年まで延納することができます。

不動産の割合 区分 延納期間
不動産の割合が75%以上の場合 不動産に対応する税額 20年
不動産の割合が75%以上の場合 動産に対応する税額 10年
不動産の割合が50%以上75%未満の場合 不動産に対応する税額 15年
不動産の割合が50%以上75%未満の場合 動産に対応する税額 10年
不動産等の割合が50%未満の場合 立木に対応する税額 5年
不動産等の割合が50%未満の場合 立木以外の財産に対応する税額 5年

 

延納のデメリット

延納は要件さえ満たせば、とてもよい制度のように感じますが、実は納付を延ばしてもらった分だけ、利息を支払わなければいけません。これを利子税と言います。この利子税が意外と重たくのしかかってきます。

利子税の割合は不動産の割合によって6%~3.6%となっています。

銀行の利息が0.01%の時代に破格の利息ですね。どうしても現金で納付できない場合にのみ延納は利用しましょう。

ただし、延納は納付できないからといって申告や納付を無視してしまうよりは、はるかに安く済みます。延納を上手に使って、相続税を上手に納付しましょう。

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