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やらなきゃ損!損!短期前払費用を活用した節税方法をご存知ですか?

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前払費用とは

前払費用とは、サービスなどの役務の提供について、提供を受ける前に支払ったものをいいます。サービスなどの役務の提供は提供が終わったら経費とすることが原則であるため、何か月分払ったとしても前払費用として、資産として計上されて経費とはなりません。

短期前払費用とは

短期前払費用とは、前払費用のうちいくつかの要件を満たしたものについては、サービスの提供が終わっていなくても経費として計上できるものをいいます。
本来なら経費として計上できないものが、前倒しで経費計上できるため、節税方法の一つとしてよく使われるテクニックとなります。

短期前払費用になるための要件は?

では、どんなものでも短期前払費用を使って節税できるのでしょうか?この要件を使うためには以下のような項目を満たしている必要があります。

①支払った日から1年以内に役務の提供を受けるものであること
②継続適用すること(合理的な理由が無いのにもかかわらずその年ごとに年払にしたり、月払にしたりすると税務署から否認される可能性があります)
③ちょうど1年分か1年分以内の支払いをしていること(1年を超える支払をした場合は全額資産計上となります )
④契約書上で月払になっている場合は、変更契約書で年払等に変更すること(契約書上で取り決めをしておかないと税務署から否認される可能性があります)
⑤決算までに実際にお金を支払うこと
⑥仕入や原材料など売上原価となる項目については売上と対応させる必要があるため、他の要件を満たしていても認められません。
⑦サービスなどの役務の提供であること(物の販売などでは適用されません)
⑧契約により継続的に同じ質・同じ量のサービス提供を受けるものこと(一定期間の広告や前払いした給与などは認められていません)
⑨翌期以降において、時間の経過により費用化されるものであること
⑩内容的・金額的にみて重要でないこと(会計上の考え方では前払費用とすることが原則であるため、支払ったものが内容的に会社に大きな影響を与えたり、金額が大きい場合には認められない場合もあります)

具体的にはどんなものがあるの?

事務所の家賃、土地の地代、借入金の利息、保険料、リース料、保守料、信用保証料、手形割引料、ロイヤリティ、会費

国税局のHPには土地の地代を例にどのような場合に短期前払費用になるかを説明しています。

https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/hojin/02/03.htm

短期前払費用をつかうメリット・デメリット

メリット

・事務手続きも経理処理も手間が省けて楽
・年払いすることにより割引等でトータル支払い金額を安くできる可能性がある
・経費を前倒しできるため、節税効果がある

デメリット

・現金預金が出ていくため、キャッシュフローに影響する
・支払った先が倒産した場合に損失がでる可能性がある

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